【ACT13日】 今月21日に実施される連邦総選挙で、女性候補者の割合が労働党は43%、自由党と国民党による保守連合は29%となっており、勝機のある議席に立候補している女性候補者は10人中2人にとどまることが、グローバル・インスティチュート・フォー・ウーマンズ・リーダーシップによる調査で明らかになった。
調査によると、保守連合は勝機のある議席の候補者となっている男性候補者の割合が、女性候補者の2倍以上だった。一方で、労働党で勝機のある議席の候補者となっているの男性候補者の割合は、全体の4分の1となっている。
調査を行ったライアン教授は、主要政党である両者が多様性に十分取り組んでいるかは疑問が残ると指摘。「政党は、女性候補者を増やすための努力を強調するが、われわれはこれらの候補者が単に男性候補者の関心が低い議席を埋めているだけなのか、実際に議会の多様性を促進するためなのか、きちんと見極める必要がある」と述べた。
ソース:news.com.au-Most female candidates contesting unwinnable seats this election