【キャンベラ12日】 薬品・医薬品行政局(TGA)は、一般用医薬品パラセタモールを過剰摂取することで、救急棟や病院へ入院するケースがあることから、同薬の摂取量について注意を呼びかけている。
TGAは「パラセタモール摂取による中毒や故意の過剰摂取による事故が発生しており、家族や医療機関の間で懸念が広がっている。店頭で購入可能な現状が適切かを再考する必要がある」と述べた。
現時点では、パラセタモール購入制約への同局からの正式な提案は出ていないが、販売店ではすでに、スーパーマーケットで消費者が購入できる数を制限するオプションを考慮に入れている。
2019年のデータによると、全世界でパラセタモールは最も過剰摂取されている鎮痛剤の一つになっている。
ソース: news.com.au – Paracetamol: Therapeutic Goods Administration raises concerns over common painkillers