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コロナ感染増も予防意識下がる

【ACT17日】   オーストラリアは新型コロナウイルスの新規感染数が世界でも高いが、予防意識が下がっている。パンデミック開始から2年経ち、疲れが出ているようだ。

オーストラリアは一人当たりの感染数で14日、ニュージーランド、イタリア、フランス、米国、英国およびカナダを上回った。

調査を行った4月は同世帯の家族の感染が最も増えた。4月に62パーセント(3月:46パーセント)の世帯が新型コロナウイルスの検査を受け、23パーセント(3月:14パーセント)で家族の1人以上で陽性を示した。

一方で2月に比べて予防意識が下がっている。公共の場でのマスク着用は2月の98パーセントから4月は78パーセントに減少した。手洗いやハンドサニタイザーの使用も、2月の95パーセントから4月は92パーセントに減少した。同様に、社会的距離をとる人も2月の85パーセントから4月は75パーセントに減った。

ワクチン接種により致死率は下がっているが、2年経ってパンデミック疲れが出ていると考えられる。2021年12月末時点で国民40万人超が新型コロナウイルスに感染しており、現時点で累計感染者数は645万人以上とされる。

ソース: news.com.au – Fewer Aussies taking Covid precautions, ABS survey reveals

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