【ACT19日】 オーストラリア国内で、幼児のインフルエンザ感染が急増しているとして、保健当局がワクチンの接種を呼びかけている。QLD州では今週、インフルエンザ感染者数が1,848人から4,282人と、1週間の間に130%増加しており、当局は警戒を強めている。
QLD州では今年1月以降、180人以上がインフルエンザと新型コロナに感染し、4月だけで450人が入院治療を受けた。また、30人以上が集中治療室で治療を受けている。さらに、同州の10~29歳のうち、ほぼ半数がインフルエンザと新型コロナの両方のウイルスに同時に感染したと報告されている。
ロイヤル・オーストラリアン・カレッジのQLD州一般開業医協会のブルース・ウィレット会長は、新型コロナは幼児が感染しても重症化しないと考え、一般の風邪やインフルエンザと二重に感染しても心配ないと油断するのは危険だとしている。
ソース:news.com.au-Warning: Doctors’ urgent ‘flurona’ message for parents