【VIC20日】 ユナイティング・チャーチとVIC州エスニック・コミュニティーズ・カウンシルはこのほど、主要政党に対し、移民労働者の雇用改善や搾取を取り締まるための改革法案に取り組むよう、共同で要請したことが分かった。
先に行われた上院質問会では、ある清掃会社が約80人の外国人留学生に給与の過少払いを行い、その後、会社を倒産し、その後すぐに新たな名前で会社を創立するケースが明らかになった。これは、債務を逃れるためのPhoenixingと呼ばれる違法行為で、多くの移民労働者がこれにより給与未払いのままとなるなど、被害を被っている。
ユナイティング・チャーチとエスニック・コミュニティーズ・カウンシルは、移民労働者の雇用を守るための改善策として、搾取や給与未払いを訴えたり裁判所に申し立てをする場合の労働者のビザ確保、未払い分給与の要求や訴えにかかるコストの削減などについて、改革を訴えている。
ソース:abc.net.au-Legal centres and employer groups call for better protections for migrant workers