【ACT21日】 世界保健機構(WHO)は21日、世界でサル痘の感染が急速に拡大していることを受けて、緊急会議を招集したことが分かった。オーストラリア国内では20日、VIC州の男性が感染していることが明らかになっており、保健当局が性交渉で感染する可能性が高いとして注意を呼び掛けている。
サル痘はこれまでに英国、米国、スペイン、イタリアなど11か国で感染者が確認されている。オーストラリアでは、NSW州のチャント主席医務官が、特に同性愛者や両性愛者の男性に対し、肌のかゆみなど皮膚の異常を感じた場合、医師の診断を受けるよう呼びかけた。
WHOは、主に西アフリカで確認されていたサル痘がどのように拡大しているかに注目しており、特に同性愛者や両性愛者の間で感染が爆発していることについても、その原因を調査しているようだ。今のところ、主な種は死亡率が最大10%のコンゴ種と1%の西アフリカ種の二種となっている。
ソース:news.com.au-Emergency WHO meeting over Monkeypox spread: ‘We should take it seriously’