【NSW22日】 オーストラリア国家監査局の監査役総長は金曜日に、NSW州政府の2020年1月から2021年6月の新型コロナウイルス第1波時の支出の内訳を明らかにした。
保健部門の費用はこの2年間にわたり23億ドル急上昇し、合計258億ドルもの金額に上っている。その中で、個人用防護具(PPE)の費用だけで、14億ドルにもなるが、その半分の7億7600万ドル分は、期限切れあるいは不良品として処分されていたという。
また、国外製造の保護用マスクに使われた費用の1億5900万ドル分は規制要件を満たしておらず、2070万ドルが国外製造の欠陥機器に支払われていた。それとは対照に、ワクチンの流通とワクチン接種場の運営を含めたワクチン接種活動は7100万ドルと最も安くなっている。
物議を醸した海外旅行者の隔離対策は6億1300万ドルで、ロックダウン中の小規模ビジネスの支援は7億9500万ドルだった。
ソース: news.com.au – Staggering multi-billion dollar cost of Covid response in NSW