【VIC27日】　　VIC州の救急サービスは27日午前1時から約1時間にわたり電話を受け付けられない、まひ状態に陥っていたことが分かった。この間、利用者に対しては、重篤な状況でなければ自力で病院へ向かうか、電話による医療アドバイスを受けるよう要請した。

VIC州救急車組合のダニー・ヒル事務総長によると、サービス不能となった際、約70件の000への救急車要請が保留になっていたという。ヒル事務総長は、「000がパンク状態に陥り、手動による操作に頼らなければならなくなったため、非常事態を宣言した」と述べた。

VIC州救急サービスによると、2022年1月～3月までの間に、「コード1」として分類される重篤な状況への対応回数は9万3,234回と、前年同期比で14.2％増加した。ヒル事務総長は「救急システムはこれまでになく多忙を極めているが、心臓発作や交通事故が増えたわけではなく、000への依存が増えたからだ」と述べた。

ソース：news.com.au-Victoria’s ambulance system at breaking point as code red declared