【ACT28日】 オーストラリアは6月から暦の上で冬を迎えるが、天候も全国的に冷え込みが厳しくなると、気象局が予想している。寒冷前線と低気圧がWA州、SA州、VIC州、TAS州、NSW州東部、QLD州南部の一部を通過することから、気温が急激に低下するとみられている。
気象局によると、秋も例年を下回る冷えみだったが、今後も記録的な冷え込みが続くとの見方を示している。ウェザーゾーンの気象予報士のピッパード氏は、パースからブリスベンやホバートまで、冷たい暴風に見舞われるとして、注意を促している。
NSW州では、来週初めから冬型の天候が強まるとみられ、山間部では雪も予想される。また、同州東部沿岸部では強風に注意が必要だ。シドニーでは、気温が2日朝に7度まで下がることが予想され、西部地域ではこれをさらに下回る予想となっている。
ソース:news.com.au-Polar air blast to sweep through most states bringing freezing start to winter