【NSW1日】　　　NSW州で1日、性的関係を持つ前に相手の同意を必要とする法律が施行された。確認せずに、相手が性行為に同意すると考えてはならない。

スピークマン州法務長官は、「法によってより明瞭な境界線を引き、性行為への同意は推測するものでないとの考えを強化する」と述べた。過去5年で4.8パーセント増加した性暴行の減少が期待される。法規制の変化に合わせて先週、教育キャンペーン“Make No Doubt “も立ち上げられた。

同法は昨年11月に可決されたが、警察や裁判所が理解・制定するために施行を6か月遅らせた。可決以降、被害者から相談機関への電話は27パーセント増加しているが、多くが初めての被害者で、警察に通報する意思の無い人がほとんどとされる。

弁護士からは、同法によって性暴行事件のケースが急増し、すでに過密状態の裁判所システムをさらに圧迫すると批判の声もあがっている。

ソース: news.com.au- First day of affirmative consent laws in NSW