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未払いの隔離ホテル代、今も6000万ドル近く NSW

【NSW5日】   パンデミック開始以降、NSW州はホテル隔離プログラムを通して帰国者を最も多く受け入れた。未払いの宿泊費は今も5,860万ドルに上っている。

州歳入局は3日、ホテル代未払いはNSW州民がおよそ3,210万ドル、他州および海外からの訪問者は2,650万ドルと発表した。

2020年3月から2021年11月まで、海外からの帰国・訪問者は14日間のホテル隔離を行わなければならなかった。パンデミック開始当初はホテル代が無料だったが、2020年7月から有料になった。海外から他州に帰国する際に直接入州できずにシドニーで隔離を強いられるケースが多く、VIC州からNSW州を訪問する際にホテル隔離を義務付けられた時期もあった。ワクチン未接種の海外からの訪問者も、今年4月末までホテル隔離を義務付けられた。

州歳入局によると、ホテルをチェックアウト後にメールまたは郵便で請求書が送られ、30日以内に支払いの義務がある。支払期限の切れた6万3,354件に対し、5,260万ドルの債務回収命令が発令された。発令後も返済がなければ、銀行口座や給与から差し引いたり、所有物の押収、出廷命令、所有地の売却妨害などの措置もとられる。

ソース: news.com.au – NSW chasing $60 million worth of unpaid hotel quarantine bills

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