政治

RBA、政策金利0.85%に引き上げ

【ACT7日】   オーストラリア連邦準備銀行(RBA)は7日、定例理事会で政策金利を0.85パーセントに引き上げると決定した。先月に続き、今月もエコノミストらの予想を上回る引き上げとなった。

インフレを抑えるため、政策金利は2か月連続で引き上げられると予想されたものの、2000年以降初となる50ポイントベーシスの引き上げはエコノミストらを驚かせた。RBAのロウ総裁は、電気・ガス料金やガソリン代高騰によって、先月予想時よりもインフレが上昇する可能性を認めた。

これを受け、国内株式市場は最大で1.7パーセント下落、対米オーストラリアドルは一時的に72.2米セントまで上昇した。

家計の改善はここ数か月、政治的な見通しの焦点でもあった。チャルマーズ財務相は7日、「状況は良くなる前に悪化する」と警告した。金利上昇は住宅ローン返済を押し上げ、賃貸にも影響する。

ソース: news.com.au – Reserve Bank of Australia hikes cash rate by a jumbo 50 basis points to 0.85 per cent

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら