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過去16年で109人が実子殺害の犠牲に QLD

【QLD19日】   QLD州で、過去16年で子ども109人が保護者や養育者に殺害されたとわかった。犠牲者の75パーセントは5歳未満の幼児だ。

2004年から2020年にかけて、同州の子ども109人が保護者や養育者に殺害された。同州家族・児童委員会(QFCC)が行った調査から、家庭内暴力、アルコールや薬物中毒が実子殺害につながる主な前兆とされ、被害者の半数はこれらによるものだった。また、離婚など親の別離もリスク要因とされ、母親に対する怒りから父親が子どもを殺害するケースが多い。

犠牲者109人のうち34人は父親に、28人が母親に殺害された。殺害に両親が関与したのは3件のみだ。

QFCCのルーク・トワイフォード長官は「子どもの死はどれも痛ましいが、実の親や養育者による殺害は特にショッキングで、前兆を見逃したのではと考えさせられる」と話し、実子殺害の状況を理解して防ぐためにさらなる調査が必要との見解を示した。

ソース: news.com.au – More than 100 Queensland children killed by parents, carers over past 16 years, disturbing figures reveal

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