政治

2030年までに排出量80%削減 WA州首相

【WA23日】  WA州のマクゴーワン首相は23日、州内で第3基目となる海水淡水化プラントをアルキモスに設置する計画を発表するとともに、2030年までに州内の二酸化炭素排出量を20年度の水準から80%削減する方針を明らかにした。削減目標の対象となるのは空港、医療、教育などの州政府関連施設などのほか、政府と取引のある組織も含むとしている。

 

マクゴーワン州首相は、再生可能エネルギーの生産に向こう10年間で38億ドルを拠出するとことを確認。「拠出は官民両方が協力し、石炭の使用を段階的に廃止する一方で、水力ポンプ、風力、太陽光など再生可能エネルギーの蓄電に向かって進んでいきたい」と抱負を語った。

 

さらに同州のウィトビー環境気候対策相は、削減目標を他州のように2020年以前を基準としなかった理由について、より高いハードルを掲げることによって、WA州民が再生可能エネルギーへの投資に前向きだという、明確なメッセージを発信することになるからだと説明した。

 

ソース:abc.net.au-Desalination plant to be built in Alkimos as WA government announces plans to slash emissions by 80 per cent

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