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シドニー周辺多数地域に避難命令・勧告

【NSW4日】   NSW州で長引く悪天候により、洪水の拡大が懸念される。シドニー周辺地域で多数の避難命令・勧告が発令されている。

シドニー西部で3日、パラマタ川で男性が流されて死亡した。

州緊急サービス局(SES)のカーリーン・ヨーク本部長は3日、「シドニー周辺の洪水は過去18か月に発生したレベルを上回る」「今年初めの洪水で影響を受けなかった住宅が今回も安全との保障はない」と警告した。

3日夜の時点でシドニー西部、南西部、北西部で41の避難命令、44の避難勧告が発令され、3万人以上が避難を言い渡された。その後4日朝にかけて、さらに複数地域で避難命令が発令された。

シドニーのワラガンバダムは予想よりずっと早く3日午前2時に溢れ初め、かつてないレベルで溢れ続けている。4日はシドニーでさらに最大100ミリ、南部ウロンゴンも150ミリの降雨が予想されており、前線の北上に伴ってニューカッスルとセントラルコーストでも大雨が予想される。大雨に併せて突風も予想され、倒木や電線の落下、家屋への損害が懸念される。

5日には雨が収まり始める予想だが、洪水のピークはその後になる可能性もある。

ソース: news.com.au – Grim message as wild weather continues for Sydney and surrounds

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