【ACT5日】 オーストラリア連邦準備銀行(RBA)は5日、定例理事会で政策金利を1.35パーセントに引き上げると決定した。3か月連続の引き上げで高インフレに歯止めをかける狙いだ。
先月に続き50ベーシスポイントの引き上げは、2002年2月以降最大。金利3.1パーセントで50万ドルの住宅ローンを抱える場合、月額返済は133ドル増加する。
RBAのロウ総裁は「経済の回復力と高インフレから、パンデミック中に置かれた支援は不要と言える」と声明を発表し、今後数か月でさらに金利を引き上げる可能性を示唆した。
政策金利引き上げの予想から先週、国内大手4銀行のうち2行が固定式住宅ローン率を引き上げた。コモンウェルス銀行(CBA)は先月30日に1.4パーセント、ナショナルオーストラリア銀行(NAB)は1日に1.1パーセントそれぞれ引き上げた。
ソース: news.com.au – RBA raises Australia’s official interest rate by 0.50 per cent