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住宅ローン返済額 年間1万2千ドル増も

【ACT6日】  豪準備銀行(RBA)は5日、政策金利を0.5%ポイント引き上げ、1.35%にすると発表した。今後、市場予測通りに金利が引き上げられると、住宅ローンの返済額が年間当たり1万2,000ドル増える可能性があるとみられ、家計のひっ迫が懸念される。

 

ANZキャピタルのチーフエコノミストのオリバー氏は、60万ドルのローンがある人は、すでに返済額が月当たり420ドル増、年間当たり5,000ドル増となっていると指摘。約3%の引き上げが行われると、年間当たり1万2,000ドルの増加になるとして、「住宅市場は崩壊し、われわれは深刻な不景気に突入する」と述べた。

 

オリバー氏は、RBAのフィリップ・ロウ総裁が、政策金利について今後どの程度まで引き上げたいのか、“やや曖昧”だとした上で、「実際にその時にならなければ分からない」と述べた。国内で政策金利が2.5%まで上昇したのは7年以上前の2014年12月だった。オリバー氏は、来年初めまでには2.5%に達する可能性が高いと予想を示している。

 

ソース:news.com.au-Markets predict mortgage payments could rise by $12,000 a year

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