【VIC17日】 VIC州東部沿岸で、アルビノ種のザトウクジラの死骸が発見されたことを受けて、「ミガルー」と名付けられて親しまれているクジラかどうかの疑問の中、研究者たちは「おそらく違うクジラ」と考えていることを明らかにした。
研究者らは、イースト・ギプスランドのマラコータ・ビーチに打ち上げられた白いザトウクジラの遺伝子サンプルとクジラの尾の写真を過去の写真と比較して、ミガルーかどうか照合をしている。野生動物研究者のバネッサ・ピロタ博士は「現時点ではこのクジラはミガルーではない可能性が高い」としているが、最終的な結果には数日を要するという。
先住民の言葉で「白い仲間」の意味の名前を名付けられ、数十年に渡り国内外で親しまれていたミガルーは、1986年頃に誕生したと見られている、1991年に最初にバイロンベイで確認されていたが、追跡チップを無くした2020年以降は確認されていない。2011年まではミガルーは世界で一頭のアルビノ種クジラだと見られていたが、それ以降は世界で3、4頭が発見されている。
ソース: news.com.au – Scientist believes white whale washed up might not be beloved Migaloo