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6万人の技能移民ビザ発給急ぐ 内務相

【20日ACT】  連邦政府のオニール内務相は20日、全国で労働力が不足するなか、特に医療、教育、介護の分野で深刻な状況に陥っているとして、6万人の外国人技能労働者に対するビザの発給を急ぐ方針を明らかにした。

 

オニール内務相は、「自身の選挙区にある、カフェやパブのオーナーと話をしても、大臣として関わる様々な国の代表と話をしても、全ての人が労働力不足の問題を抱えていることが分かる」と指摘。政府として、医療分野を中心に短期的に労働力不足を解消するため、未処理となっている100万人分のビザについて、早急に処理を進めるとしている。

 

今会計年度、オーストラリアが受け入れている永住技能移民の数は16万人となっている。連邦政府は今年9月、企業、組合、その他セクターとともに雇用サミットを開催し、永住技能民プログラムについて、今後の受け入れ規模などを話し合う見通しだ。

 

オニール内務相は、技能移民の受け入れを加速させることについて、“ただ元に戻す”のではなく、将来的な受け入れ数も戦略的に管理していく考えを示した。

 

 

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