一般

コロナ死者一週間で50%増 NSW

【NSW21日】  NSW州では、今月16日までの一週間における新型コロナウイルス感染による死者が142人と、先週の94人から約50%増加したことが分かった。感染者数も急増しており、今週は一日当たり1万2,000人と、6月半ばから2倍以上となっている。

 

報告によると、死者は10人中1人が新型コロナのワクチン未接種者だった。NSW州ではワクチン未接種者の数が20万人に上っている。また、死者のうち約20%はワクチンを4回打った人だったことも分かった。

ディーキン大学疫学部のベネット学部長は、ワクチン接種の回数が3~4回と多い人の間で死者数が多くなっていることについて、高齢者のほうが接種回数が多いためだと説明している。現在、4回接種は65歳以上を対象に強く推奨されており、接種率も70歳以上で高くなっているという。

 

ドハーティー研究所のチャン所長は、ワクチン接種によって得られる免疫力のほうが、感染によって得られる免疫力より長く効果が続くと説明している。

 

ソース:abc.net.au-NSW COVID-19 deaths increased by 50 per cent in one week, new data shows

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら