【ACT25日】 国内のあらゆる業界で人手不足が続くなか、求人広告に応募する人の数も過去10年で最少レベルだ。新規雇用にボーナスなどインセンティブを付ける企業も多い。
シドニー北部チャッツウッドのファーストフードチェーン「マクドナルド」は、新規雇用の従業員に1,000ドルのボーナスを出した。マネージャーのリース・テイラーさんは「ポスターを見て問い合わせが多数あった」と話す。経験がなくても応募可能だ。
メルボルンのレストランGrill’dもアシスタントマネージャー職に1万ドルのボーナスを、QLD州の鉱山業ピーク・ダウンズ・マインもトラックと掘削機作業者に1万ドル、既存従業員の友達紹介に5,000ドルを提示している。
WA州の病院も、マネージャー職や助産婦に1万ドルのボーナス、移転費用として最大で1万ドルを補助する。介護職では、脳性まひ連合がシドニーのサポート職に5,000ドル、ブーパの高齢者介護部門も看護師に5,000ドルなどを提示している。
ボーナス以外ではジムの会員割引、保育、週4日勤務などの福利厚生があげられる。
求人サイト「シーク」のケンドラ・バンクス責任者は、「他広告から抜きんでるよう、雇用主らに給与やフレキシビリティ、昇進などに触れるよう強く奨励している」と話した。
ソース: news.com.au – Sydney McDonald’s gives $1k sign-on bonus to staff, Grill’d offers $10k for managers