【NSW25日】 今年前半の大雨を受けて、シドニー東部ボークルーズのシャーク・ビーチで護岸の取り換え作業が遅れており、今夏中のビーチ閉鎖が決まった。
自然遺産に登録されたニールセン・パークで今年3月に始まった護岸取り換え作業は、クリスマスに合わせて12月までに終了予定だった。NSW州国立公園・野生生物サービス(NPWS)は、悪天候によってプロジェクトの進行が遅れているとして、同ビーチの今夏閉鎖を発表した。
オーストラリア観光局によると、シャークビーチはシドニー内のビーチ上位9位に入り、地元住民や観光客に人気だ。 2016年の嵐によって、1930年代に建設された160メートルの護岸が損傷を受けた。新たな護岸建設作業には、車椅子で通行が可能なランプ、プロムナードの再舗装、芝やビーチの拡大も含まれる。
ウラーラのスーザン・ウィン市長は、「遅れは残念だが必要な作業」「シャークビーチの閉鎖によって、近隣ワトソンズ・ベイのキャンプコーブなどが夏場にさらに混雑する可能性がある」と話した。
ソース: news.com.au – One of Sydney’s most popular beaches will be closed all summer due to construction delays