【NSW14日】 NSW州のグラディス・ベレジクリアン元首相が、昨年の辞任以降初となるテレビ出演で「政界に戻る気はない」と改めて話した。
ベレジクリアン氏は昨年10月、交際相手だった元議員の汚職に関与した疑いで独立汚職取締署(ICAC)の調査対象となり、突然の辞任に追い込まれた。ICACは調査結果を発表しておらず、同氏も潔白を通している。
同氏はその後、通信大手オプタスでエンタープライズ・ビジネス担当責任者に就任した。州首相辞任後初めてとなるテレビ出演で「人生の次の章を本当に楽しみにしている」と話した。
オプタスのケリー・バイエル=ロスマリンCEOは「ベレジクリアン氏がいつか、キャンベラの連邦首相官邸に身を構えるのを見たい」「誠実で労働倫理を備え、NSW州の誰もの心服を得て、パンデミック中立派に管理し続けた人物を雇用できるのは素晴らしい機会だ」とスカイニュースで話した。
オプタスにとってベレジクリアン氏の雇用はすでにプラスになっている。先週、同社は競合のテルストラを破ってサービスNSW関連の政府契約を獲得した。
ソース : news.com.au – Gladys Berejiklian opens up about her future in first television interview