【キャンベラ18日】 オーストラリアでは、故エリザベス英女王を追悼し、今月22日を今年限りの国民の休日としており、アンソニー・アルバニージー豪首相は、当日のキャンベラで行われる告別式の主演者を発表した。
アルバニージー首相は、「当日は故エリザベス女王の人生と功績を讃える重要な日となる」とし、キャンベラの国会議事堂で行われるイベントに、歌手のアンソニー・カリアさんとテレビプレゼンターのメリッサ・ドイルさんが司会を務めることを明らかにした。
アルバニージー首相は、自身がオーストラリアを共和制へ移行する意向を持っていることで知られているが、英女王の死去すぐにこの論議を同氏が持ち出さなかったことへの批判を「私にはこの時期に国家を代表する責務がある」として一蹴している。
エリザベス女王の国葬は、英国で19日のオーストラリア時間の夕方に執り行われる予定。