【キャンベラ23日】 日経新聞によると、日本政府は22日に外国籍の日本入国に関するコロナ規制を10月11日から撤廃し、2年半ぶりに国境を再開することを発表した。
ニューヨークで開かれた国連総会に出席した岸田文雄首相は、「日本入国への人数制限を撤廃し、個人旅行や短期滞在用の査証免除処置を再開する」と述べた。
現在、日本入国は1日当たり5万人が上限となっており、団体旅行のみの入国を許可しているほか、新型コロナウイルス対策として全ての外国籍渡航者は短期滞在ビザの申請が必要となっている。
規制撤廃に伴い、国内の観光支援策として「全国旅行割」や「イベント割」を導入し、旅行者1人1泊あたり 最大1万1000円の割引や、テーマパークやスポーツイベント、コンサートへの入場の割引などを支援する予定だという。また、予防接種を3回済み、あるいは陰性結果の証明ができる人は、割引の対象となる。
日本は、新型コロナ発生前の2019年には3180万の旅行者が渡日しており、アジアの中で最も人気のある国の一つ。パンデミック前には、同国はシンガポール、マレーシア、タイ、香港、米国などを含む68カ国や地域からビザなしの短期滞在を許可していた。
ソース : news.com.au – Japan to lift Covid restrictions on foreign tourists from October 11