【WA27日】 WA州は国内で初めて、持ち帰り用のプラスチック製コーヒーカップを廃止する。コーヒーの値段が上がる可能性がある。
WA州で来年2月、プラスチック製のコーヒーカップと蓋に加え、野菜用プラスチック袋、プラスチックの柄付き綿棒、ポリスチレン製カップ、美容製品に含まれるマイクロビーズも禁止される。6~18か月の間に段階的に廃止する。
同州はプラスチック製品廃止の第一段階として7月、皿や食器、ストローなど9品目を廃止した。
同州で毎年1憶8,200万個のコーヒーカップが使用されており、ごみ全体の1パーセントを占める。このうち68パーセントが蓋付きで、年1憶2,000万個の蓋が使用される。廃止に伴い、消費者がカップを保持して再利用、カップの交換、紙製の使い捨てカップに代わる案が出ている。蓋は紙またはサトウキビの搾りかすで作られ、従来のコーヒーカップより製造費が30セント上昇すると見積もられる。
一方、冷たい飲み物のプラスチックカップは来月1日から禁止される。
WA州ほどではないが、他州もプラスチック製品の廃止に取り組んでいる。NSW州は11月から、プラスチック製の食器および発泡スチロール製の食品容器を禁止する。
ソース : news.com.au – WA to be first state to phase out plastic takeaway coffee cups and lids