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小売全体は売上増加 服や靴などは苦戦

【ACT5日】  国内の今年8月の小売売上高は、前月比0.6%増、前年同月比19.2%増となり、8か月連続で上昇したことが、豪政府統計局(ABS)による最新統計から明らかになった。ただ、衣服、履物、個人用アクセサリーの売上高は、前月比2.3%減と今年最大の下げ幅を記録した。

小売売上高は全体としては、6月に0.2%増、7月に1.3%増と増加傾向にあるが、生活費が上昇して家計を圧迫。衣服や履物などの売上高は6,810万ドル減少と、5か月連続で増加した後、最大の下げ幅となった。

ABSのドーバー小売統計部長は、家計消費は増加する一方、食品以外の業界の売上高にはばらつきがあると分析。全体としての貢献は少なかったと振り返った。

食品小売りは1.1%増、カフェ、レストラン、持ち帰りサービスは1.3%増だった。デパートは2.8%増の5,280万ドルと過去最高水準に達した。オンライン小売売上高は、35億ドル以上に達している。

 

ソース:news.com.au-ABS data reveals retailers are struggling to sell clothes, shoes and accessories

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