【NSW5日】 オーストラリア・シドニーに本社を置く、ソフトウエア企業アトラシアンはこのほど、研究・開発(R&D)分野を対象に1,000人以上を採用すると発表した。2002年にNSW州立大学の学生だったスコット・ファーカー氏とマイク・キャノンブルックス氏が設立した同社は、現在ナスダックに上場し、国内最大のテクノロジー企業に成長している。
同社は昨年11月、株価が一株当たり483.13米ドルと最高を記録し、シドニー本社の価値総額が1,000億米ドルに達した。同社は、全国から研究・開発部門に1,032人を雇用したい考えだ。給与パッケージは明らかにしていないが、求人サイトのシークによると、データ分析に関わるデータサイエンティストでは、年収が11万5,000ドル~13万5,000ドルとなっている。
同社のウェブサイトでは、オフィスと自宅のどちらからでも勤務可能で、現地に法人組織がある場合は海外からも応募できるとしている。また、職場においてはバーチャルミーティングや、個々人が都合の良いタイミングで通信を行う非同期コミュニケーションなど、デジタルテクノロジーを尊重すると説明している。
ソース:news.com.au-Atlassian announces new recruitment drive in Australia