【NSW7日】 通信大手オプタスの顧客情報が流出した事件を受けて、米アップル社のアイフォン利用者で、過去にオプタスと契約していたことがある人たちが、速やかにパスワードを変更するよう警告を受けていることが分かった。同事件では、国内の数百万人が氏名、住所、パスポート番号、運転免許証など個人情報流出の被害を受けた。
QLD州拠点のIT企業、ACED I.Tは今週、アイフォンの利用者に対し、自身のパスワードが使用されていないか、または使用されるリスクがないか、速やかに確認するようアドバイスした。方法として、設定(Setting)からパスワード(Passwords)に進むと、保存されたパスワードを確認できると同時に、データ侵害の形跡を確認することが可能だ。
ACED I.Tの技術者によると、オプタスと契約したことのある複数人で、パスワードが攻撃されたことが分かったという。特に深刻だったのは銀行口座やMyGovのパスワードで、他にもオプタスのアプリのパスワードも攻撃されていたもようだ。
ACED I.Tは、被害者はオプタスから情報流出について電子メールを受け取っておらず、これらのパスワードへの攻撃がオプタスの情報流出を受けたものと確証は出来ないとする一方、多くのパスワードが流出しており、オプタスの利用者だけが被害を受けていることから、関連性は高いとの見方を示している。
ソース:news.com.au-Apple iPhone users with Optus warned to urgently check settings