【NSW14日】 大規模なハッカー攻撃により、大手通信オプタスの顧客約1,000万人の個人情報が漏えいした問題で、オプタスから他のプロバイダーへ切り替えようとした多くの顧客が、これを食い止めようとする障害に直面し、スムーズに切り替えられないと不満を訴えていることが分かった。
ハッカー攻撃はオプタスのファイヤーウォールが弱かったことが原因で、氏名や生年月日、電子メールアドレスや運転免許証などの情報が漏えいした。約280万人が個人情報のほぼ全ての詳細を盗まれ、700万人は少なくとも一部が盗まれたことが分かっている。
事件をきっかけに、オプタスから他のプロバイダーへ切り替えようとする人が増えているが、一部の顧客は、オプタスが12か月のセキュリティ監視システムを提供したり、様々な理由でキャンセルを引き延ばすなど、顧客を引き留めようとしていると訴えた。
これについてオプタスの広報担当者は、電話機への返済がなく一か月ごとで支払いを行っている人はキャンセル料なしで解約できるが、電話機への返済がある人は未返済額を支払うか、キャンセル料を支払う必要があると説明している。
ソース:news.com.au-Optus customers report major difficulty cancelling accounts