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国内初 メルボルンに公営のIVF施設

【VIC17日】   18日、メルボルンに国内初となる州立の体外受精(IVF)施設がオープンする。妊娠が難しいカップルを支援する。

新たにオープンするIVF施設は、王立女性病院とモナシュ・ヘルスによって運営され、年4,000人に無償で治療を提供する。IVF以外にも、受胎能力の温存、遺伝子検査、ドナーや代理母サービス、公営の精子・卵子バンクも備える。1回の体外受精サイクルは少なくとも1万ドルかかることから、VIC州のアンドリュース首相は「子どもを持ちたくても、しばしば多くの人にとって財政的に難しい」と話した。

州立のIVFクリニック設立は2018年に現政権が掲げた選挙公約であり、2021年度以降の予算から7,000万ドルが充てられた。アンドリュース首相は、再選の際には設備を拡大して女性5,000人に治療を提供するとともに、1,350万ドルを投じて地方でもサービスを提供すると公約している。

ソース : news.com.au – Major boost for future parents as first public IVF clinic to open

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