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移民の多くが高学歴も求職困難

【ACT24日】   移民の多くがオーストラリア国民よりも高い教育を受けているが、自国で務めたレベルの仕事に就きにくいとわかった。

メルボルンに住むアミン・ニアザイさん(35)は、日本の京都大学で森林・気候変動科学の修士号および博士号を修了し、アフガニスタンで気候変動適応と自然資源管理に従事し、国連の食糧農業機関(FAO)、米国農務省、海外援助機関オースエイドを含む国際プロジェクトを率いた。アフガニスタンの森林劣化と砂漠化を止め、長年の干ばつ被害を受けた土地を地域社会の食糧源に変えるのが夢だったが、タリバン復権に伴いオーストラリアに逃れるほかなかった。7か月の求職後、ニアザイさんは環境・土地・水・企画省(DELWP)で3カ月のインターンシップを始める。「長年重要な研究で管理職を務め、世界でもトップの論文に携わった私のような人にとってもどかしいが、ネットワークを構築し、職場文化を学ぶ素晴らしい機会だ」と話す。

昨年の国勢調査によると、国内生まれの56パーセントが高校卒業以上の資格を有するが、海外出身者では63パーセント、さらにインドとバングラデシュ出身は82パーセントと高い。

ジェームス・クック大学が国内の技術移民を対象にした研究によると、海外の資格が信用されにくく、雇用主はなじみのある大学出身者を考慮する傾向がある。さらに、口コミが非常に重要であり、ネットワークなしで機会を見つけるのは難しい。パンデミックにより技術職よりもサービス業への求人需要が高まる一方、技術移民ビザ保持者の多くが高技術の仕事を求め、労働市場でミスマッチも起こっている。

ソース : abc.net.au – Census reveals migrants tend to be more highly educated. So why do they find it harder to land jobs?

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