【ACT24日】 今年5月以降連続の金利上昇に伴い、国内住宅価格は2024年までに20パーセント下落すると予想される。住宅価格は昨年、過去にないレベルで上昇した。
連邦準備銀行(RBA)による情報公開文書の中で、住宅価格は来年半ばに11パーセント下落、2024年にはトータルで20パーセント下がると予想される。シドニーとメルボルンは今年中毎月1.5パーセント下落する見通しだ。5月に政策金利が引き上げられて以降、住宅市場は下降傾向を示す。9月は全国で平均0.19パーセント、主要都市は0.22パーセントそれぞれ下落し、主要都市の住宅価格は1年前と同程度に戻った。
ナショナル・オーストラリア銀行(NAB)も同様に、今年から来年にかけて住宅価格が23パーセント下がる州も出ると予想する。
住宅ローン保持者の3分の2近くが、今後も金利が上昇すれば返済し続けられるか懸念を示している。特に、過去12か月に住宅を購入した若い世代で顕著だ。11月に再び金利が引き上げられれば、ローン保持者4人中1人に相当する最大1,100万人が財政的ストレスの危険にさらされる。
ソース : news.com.au – RBA tips property prices to drop 20 per cent amid interest rate hikes