【NSW27日】 スペインの自動車ブランド、クプラ(Cupra)はこのほど、電動クロスオーバーSUV「ボーン(Born)」を来年3月からオーストラリアで発売すると発表した。クプラはフォルクスワーゲン・グループ傘下でスペインのセアトに本社を置いている。
ボーンは、フォルクスワーゲン・ゴルフのハッチバックとほぼ同じ車体の大きさだが、前輪から後輪までの長さが長いため、車内スペースはゴルフよりも広くなっている。スペックはバッテリーが82kWh、最高出力が170kW、1回の給油で走行できる航続距離は500kmとなっている。
クプラ・オーストラリアのベン・ウィルクス社長は、「ボーンのスペックは、進歩的なオーストラリアの顧客にとって理想的なものだ」と述べ、来年の発売に大きな期待を示した。同社長によると、ボーンの価格はクプラの5ドアハッチバックのクプラ・レオンに近い水準となっており、車両登録などを済ませたドライブ・アウェイ価格で約7万2,000ドルとなる予定だ。
ソース:news.com.au-2023 Cupra Born Australian details revealed