政治

NSW洪水被害 住宅買い上げ救済策

【ACT28日】  連邦政府のアルバニージ首相は、NSW州のノーザンリバー地域で発生した洪水で、被害を受けた人たちを対象とする8億ドル規模の救済パッケージに協力すると発表した。NSW州政府との共同政策で、被害を受けた住宅の買い上げと転居の支援に使われる見通しだ。

救済パッケージでは、低地に自宅があり洪水被害にあった住民が、自主的に自宅を売却し、高地へ引っ越すことが可能だ。被害の大きかったバリーナ(Ballina)、バイロン(Byron)、クラレンス・バレー(Clarence Valley)、カイオグル(Kyogle)、リズモア(Lismore)、リッチモンド・バレー(Richmond Valley)が対象となる。

アルバニージ首相は、受給資格について「専門家のアドバイスに基づいて決定する」と説明した。さらに、家屋の底上げ工事費用として最大10万ドル、地域の治水工事費用として最大5万ドルを拠出する方針を明らかにした。また、今後も気候変動が加速することが予想されるとして、「命や生活を守るためにNSW州政府と協力し、実質的な解決策を講じている」と説明した。

 

ソース:news.com.au-Anthony Albanese, Dom Perrottet join forces on $800m flood buyback scheme

 

 

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