【NSW29日】 NSW州政府は、先月にエリザベス2世の死去に伴い、英国王とオーストラリアの君主を引き継いだチャールズ3世を讃えるため、州の祝日である「クイーンズバースデー」を「キングズバースデー」とすることを明らかにした。
実際にはこの日の祝日への変更はなく、来年以降も従来と同じ6月第2月曜日が祝日となる。ダミエン・トゥードホープ被雇用関係相は「州民の多くが、在位70年のエリザベス女王の誕生日としてこの日を認識している。名称を変更するのは寂しく感じるが、新しい英国王を認識するためにも王を祝う日として継続させていくことになる」と説明している。
祝日の名称変更には、2010年に制定された祝日法の改正が必要となる。この改正は、2023年1月13日に公布され施行される予定。
既に、VIC州と WA州でも、この祝日がキングズバースデーとなることが発表されている。
故エリザベス女王の実際の誕生日は4月21日で、チャールズ国王は11月14日になるが、英国で気候がいい6月に公式の祝典を行うという英国王室の伝統に則り、NSW州でも同じ時期にしている。2023年のキングズバースデーは6月12日となる。
ソース: news.com.au – Big change to to major public holiday in NSW