【ACT2日】　　　英国に本拠を置く多国籍企業のユニリーバは、14日から国内で週4日勤務を試験的に開始する。先立ってニュージーランドで行った試験的プログラムも成功に終わった。

ユニリーバはスキンケアのダヴ、制汗剤のレクソナ、アイスクリームのマグナムなどで知られる。ニュージーランドで18か月にわたって行われた週4日勤務では、就労時間は以前の80パーセントだが収入は100パーセント維持され、従業員は1週間の中で出勤日や就労時間を選ぶことができた。この間、常習的欠勤は34パーセント、従業員のストレスは33パーセント、ワークライフの葛藤は67パーセントそれぞれ減少し、一方で仕事への活力は15パーセント上昇した。会議時間が平均週3.5時間減ったのもプラスだ。

オーストラリア国内での試験プログラムは来年末に見直される。

VIC州の公共サービス組合も先週、週4日勤務を促進する運動を開始したが、阻止された。

ソース: news.com.au – Big change for Unilever’s Aussie workers