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ポピーの種のハーブティーに警告 19人が入院 

【ACT13日】   花のポピーの種を使ったハーブティーを飲んだ19人が入院したことを受けて、保健当局らは緊急で中毒警告を発令した。

ポピーの種を使った自家製のハーブティーを飲んだ19人が、発作や重度の筋肉痛、急性の腎臓痛、重度の筋けいれんを起こして入院し、NSW州とVIC州の保健局は緊急で警告を発令した。VIC州保健局によると、1人は心停止状態に陥り、さらに2人が救急治療を受けている。

生のポピーの種に自然に発生する化学物質が原因の可能性があるようだ。また、スーパーマーケットで販売されるポピーの種の汚染が重度の副作用を発症させている可能性も指摘される。

飲み物としてポピーの’種を摂取したときのみに症状が出ていることから、保健局らは注意喚起を促す。ケーキなど焼成された食品の中毒は報告されていない。異常に暗い色や苦みのある種は毒性を持つ可能性がある。

NSW州毒物情報センターのダレン・ロバーツ医長も、「飲み物などポピーの種の大量摂取はリスクがある」と話し、普段と異なる重度の症状が出たら直ちに病院の救急科を訪問または緊急電話番号(000)に連絡するよう呼び掛ける。同センター(電話:131126)も24時間連絡可能だ。

ソース : news.com.au – Poison warning issued over popular natural tea

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