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銀行が故意に消費者信用保険を売りつけ 消費者側勝訴

【ACT14日】   個人用ローンやクレジットカードの申請時に国内大手銀行から故意に保険契約を売りつけられたとして行われた集団訴訟の結果、消費者側が勝訴した。数十万人が補償を受け取る可能性がある。

法律会社スレーター・アンド・ゴードンは、コモンウェルス銀行(CBA)、ANZ銀行、ウエストパック銀行と消費者信用保険に関し、賠償金総額1憶2,600万ドルで妥結に達した。銀行側は、様々な理由から保険の賠償申請を行う資格がない顧客に保険契約を売りつけた。「保険はオプションで料金は発生しない」と言われたうえで、売りつけられた人もいた。

CBAの例では、失業中かつ既存疾患を抱えるシングルマザーの女性が、「月25ドルの保険を購入しなければローンが承認される保証はない」と銀行員に言われた。女性は「私が恩恵を得られないと知りつつ、銀行は保険を売りつけた」「ローンが必要なほど経済的に不安定な私たちを利用した」と話した。

CBAと保険会社Colonial Mutual Life Assurance Societyは賠償金5,000万ドル、ANZ銀行と保険会社のOnePath Life、OnePath General Insurance、ZurichおよびQBEは4,700万ドル、ウエストパックと対象保険会社も2,900万ドルで妥結した。

補償対象の顧客には連絡が行く。

ソース : news.com.au – Massive payout to some Commonwealth, Westpac and ANZ customers

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