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デリバルー破綻 メニューログが助け舟

【NSW18日】  今週、経営破綻を発表した宅配サービス、デリバルー(Deliveroo)について、同業メニューログが救済に名乗りを挙げたことが分かった。デリバルーの未使用のバウチャーやギフトカードをメニュ-ログでも使用できるようにするほか、デリバルーの従業員を同社のネットワークに組み込むことを提案している。

メニューログのモーテン・ベリング社長は、未使用のデリバルーのバウチャーやギフトカードを持っている人は沢山いるとして、「次にメニューログで注文する際、ぜひ使って欲しい」と述べた。また、「破綻の影響を受けている従業員もたくさんいる」と述べ、約1万5,000人の従業員を救済する姿勢を示した。

一方、管財人のコーダメンサは15日、デリバルーの従業員に解雇を通告したもようだ。同社が株主に対し発行した文書によると、「デリバルーはオーストラリア国内での営業を直ちに停止し、注文の受付と宅配サービスも行わない」と説明した。

デリバルーの破綻で影響を受けている顧客および従業員に対しては、メニューログに連絡をとることを勧めている。

 

ソース:news.com.au-デリバルー破綻 メニューログが助け舟

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