【NT20日】 80年前の第二次世界大戦中、ダーウィン北西で旧日本軍の潜水艦が乗員80人を乗せたまま沈められた。3年にわたる同艦の3Dマッピング作業がこのほど完了し、教育ツールとしてだけでなく、犠牲になった乗組員の家族への慰めになると考えられる。
旧日本軍の伊号第124潜水艦は、NT準州の戦争墓地として保護される地帯に眠る。2018年には故安倍晋三元首相も訪問した。
海洋考古学者のデイビッド・ステインバーグ博士率いるチームは3年かけて、水中スクーターに装着したカメラを使って国内で初めて潜水艦の3Dモデル作製に成功した。亡くなった乗組員らに敬意を示し、潜水艦の外側のみマッピングが行われた。同博士は「NT準州の激しい潮の流れや濁った海水、潜水艦の位置からアクセスが難だった」と話す。
潜水艦から回収された砂は乗組員の日本の家族に送られる。北部準州豪日協会のハマグチ・タケノブさんは、「日本の家族にとって心の締めくくりになれば」「いつか乗組員の遺体も回収したい」と話した。
ソース: abc.net.au – Team of divers complete three-year mission to create 3D map of sunken World War II Japanese submarine
【QLD20日】 米製薬大手のジョンソン・エンド・ジョンソンが、効果のない風邪薬を故意に販売していたとして、国内で集団訴…