【NSW24日】 NSW州警察犯罪捜査チームや連邦政府警察が、共同で発足させた組織犯罪取締り部隊「オペレーション・フォビター(Operation Phobetor)」はこのほど、米国とオーストラリアをまたぐ麻薬犯罪に関与したとして、6人の男が罪に問われていることが分かった。大量の薬物と現金350万ドル以上も押収したもよう。
オペレーション・フォビターは、NSW州に違法薬物を持ち込もうとしていた国際犯罪組織を突き止めており、米国ロサンゼルスでは、メチルアンフェタミン220キログラムを押収した。また、シドニー空港の航空貨物デポでは、コカイン60キログラムと96万ドルの現金を発見した。
警察は、犯罪組織に関与していた疑いがあるとして23日午前、シドニーの住宅など16か所を捜索し、30歳から44歳までの男を逮捕した。スポーツバッグの中から現金120万ドル以上が見つかったほか、ライフル、弾薬、金塊、たばこ、コカイン、MDMA、大麻、ステロイド、暗号通貨ウォレットなどを押収した。
さらに、組織に関与した男2人がバンクスタウンで検問を行っていた警察に逮捕され、現金140万ドルが押収されたことも明らかになっている。
ソース:news.com.au-Six men charged following international investigation into global drug network