【NSW28日】 シドニーで、鉢植え用の土を使った女性がレジオネラ症で死亡した。NSW州保健局は警告を発令した。
60代の女性は、ガーデニング中にレジオネラ菌のバクテリアを吸入して肺感染症を発症した。女性は病院に救急搬送されたが、後に死亡した。
保健局は、「レジオネラ菌はしばしば鉢植え用の土から検出され、吸い込めば肺感染症を起こす可能性がある」と声明を発表し、ガーデニング中に土やコンポスト(堆肥)を扱う際はマスクと手袋を着用するよう呼び掛けた。ほとんどの人はバクテリアを吸入しても影響はないが、高齢の喫煙者や免疫不全者はリスクが高いとされる。土を濡らすことで、微粒子が空中に飛散するのも防ぐことができる。ガーデニング中に手袋を着用していても、飲食の前に石鹸で手を洗うことが大事だ。
レジオネラ症の症状は発熱、悪寒、息切れ、咳、頭痛、食欲不振、筋肉痛など。バクテリアにさらされた後、発症まで最長10日要する。NSW州で今年、96件が報告され、昨年は106件だった。
ソース: news.com.au – Health experts issue urgent warning for Legionnaires’ disease after woman killed by potting mix