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シドニーのハーバーサイドSC 再開発で閉鎖

【NSW9日】  シドニーのダーリング・ハーバーで長年親しまれてきたショッピングセンター、ハーバーサイド・ショッピングセンターが9日、閉店する。エリザベス女王2世がオーストラリアの建国200周年を記念して設置した同ショッピングセンターは、ここ数年空き店舗が目立つようになっており、来年以降、20億ドル規模の再開発が行われる予定だ。

再開発工事は来月着工し、世界クラスのショッピングモール、オフィス、アウトドアスペース、エンターテインメント拠点となることを目指すという。また、300戸が入居する42階の高級高層住宅も建設される見通しだ。これに合わせ、ショッピングセンター近くにある人気の観覧車、ダーリング・ハーバー・フェリス・ウィールズが、来年1月2日に営業を停止する。

NSW政府のアリスター・ヘンスケンス投資相は、州政府が発表した声明の中で、再開発プロジェクトがシドニーの観光業界を後押しし、雇用が増えることに期待していると述べた。同相は、プロジェクト全体を通して、建設関連の新規雇用が2,000件以上となり、完成後はその他の業種で4,500件の雇用が創出されるとしている。

 

ソース:news.com.au-Sydney shopping centre, Harbourside Shopping Centre closes its doors

 

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