【NSW15日】 NSW州ユウゴウラで今年11月に発生した洪水で、ヘリコプターによって救助された被災者が、救助費用の支払いを求められていることが分かった。ユウゴウラは、ワイアンガラダムから23万メガリットルが放水された際、数千メガリットルの水が町に流れ込み、多くの人が住宅や店の屋根に避難する事態となった。
カラレ選挙区のアンドリュー・ジー連邦議会議員は、フェイスブック上で、NSW救急車協会がユウゴウラでヘリコプターによる救助を受けた住人に対し、救助費用の請求を行っていると報告。「ただただ腹立たしい」と述べ、NSW州政府は、直ちにこの無神経な仕打ちを止めると明確に声明で発表すべきだと主張した。
ユウゴウラを管轄するカボン市のビーティー市長は15日朝、この問題について初めて耳にしたと述べた。また、住民たちは、洪水を乗り越えた今、“多額の請求”を受け取って「非常にショックを受けている」と述べた。
ソース:news.com.au-‘Cruel’: Eugowra flood victims charged for rescues