【NSW16日】 道路サービスのNRMAは、夏を迎えるにあたり、車内に子どもやペットを残したままにしないよう、注意を喚起している。同社によると、子どもやペットが車内に取り残されているという通報が、過去12か月で4,265件あったという。
NRMAは、ほとんどの場合が、車のドライバーが車のカギを誤って車内に置いたままドアがロックされてしまったケースだった。同社の道路安全専門家、ディミトラ・ヴラホミトロス氏は、屋外で熱のこもった車内の温度は、車外の約2倍になることもあると指摘している。
さらに、ヴラホミトロス氏は、NRMAに通報のあったケースでは、子どもやペットが車外に取り残されることが最も多かった場所は、自宅とショッピングセンターだった。買い物をした食料品などを運び込んでいたり、ホリデーのために荷物を乗せている際、車のカギがどこにあるかをきちんと把握し、車に乗っている子どもにカギを持たせて遊ばせないようアドバイスしている。
カギのかかった車内に、子どもだけを乗せて放置することは違法行為となっており、最大2万2000ドルの罰金支払いを求められる可能性もある。
ソース:news.com.au-NRMA issues warning ahead of summer as more than 4000 kids, pets, left in hot cars