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抗生物質など医薬品不足が深刻 薬品当局

【ACT21日】  連邦保健省の薬品・医薬品行政局(TGA)は、カフェラキシンやアモキシリン、メトロニダゾールなど、多くの患者が使用している需要の高い薬品が、今後さらに不足する可能性があると懸念を示したことが分かった。これらの薬品は、細菌性の炎症の治療に使われているが、11月以降、一部で在庫不足の状態が続いている。

TGAは、医薬品の不足のほとんどが製造の過程における問題、または予想外の需要の急増が背景と説明した。さらに、薬剤師が医師からの許可を得なくても、不足している医薬品の代替品を患者に提供することを可能とするツール、Serious Scarcity Substitution Instruments (SSSI)の導入を発表した。特に不足が深刻となっているアモキシリアンは来年5月31日まで、セファレキシンは7月31日まで、SSSIを適用する。

王立オーストラリアンカレッジ・オブ・GPのニコル・ヒジェンス医師は、「薬剤師は製造元が異なる薬を出すことが出来るかもしれないし、医師は効き目が似た薬品を処方することが可能だ」と述べた。

 

ソース:news.com.au-Major medicine shortage flagged before Christmas

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