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クリスマス仕様のマスクを配布 SA

【SA23日】  SA州のニコラ・スプリエール主席医務官は23日、クリスマス前後で大勢の人出が見込まれ、新型コロナウイルスの感染拡大が懸念されるとして、無料の抗原検査(RAT)キットのほか、大都市圏の検査場でクリスマス仕様のマスク10万枚を配布する方針を明らかにした。

スプリエール主席医務官は、新型コロナの検査で陽性反応が出た人や、患者との濃厚接触者、軽い症状が出ている人などがマスク配布の対象になると説明。「今年のクリスマスでも、他の人への配慮を忘れず、少しでも症状がある場合、大勢の人が集まるパーティーの参加を控えて欲しい」と呼びかけた。

SA州では12月20日までの7日間で、1万322人の感染を記録した。VIC州は2万4,843人、QLD州は1万3,538人、WA州は1万1,396人、首都特別地域(ACT)は3,073人、NT準州は693人、TAS州は3,906人だった。

NSW州は22日までの7日間で3万8,610人と前週の4万695人から減少したが、一日当たりの増加率で国内最高を記録した。

これまでのところ、マスク着用の義務化を再導入した州や準州はないが、医療機関では着用が求められるほか、公共交通機関や公共の場では着用が奨励されている。

 

ソース:news.com.au-South Australia to hand out 100,000 free masks amid fear of Christmas wave

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