【VIC28日】 メルボルンからインドネシアのバリ島へ向かっていた、ジェットスター航空のボーイング787ドリームライナーが、インドネシア当局から着陸を拒否され、到着まで4.5時間のところでメルボルンへ引き返していたことが分かった。
news.com.auがジェットスターの広報担当者に確認したところによると、20日午後11時に離陸したボーイング787ドリームライナーは、繁忙期の需要に応じ大型の機材へ交換したが、インドネシア当局とのコミュニケーションにおいて行き違いが生じ、着陸許可が得られなかったようだ。
引き返したフライトは、もともと20日午後6時15分に出発する予定だったが、これが大幅に遅れ午後11時に出発した。乗客の一人は、もうすぐ到着というところで機長から着陸許可が出ていないとアナウンスがあったと説明し、「悪夢のようだ」と話した。
ジェットスターの広報担当者は、21日の便へ振替となった乗客に対し、ホテルの宿泊と食事の引換券を発行し、さらに200ドル相当の旅行券を発行することを決めた。また、インドネシア当局とどのような経緯で誤解が生じたのか調査を行い、再発防止に努めるとしている。
ソース:news.com.au-‘Holiday nightmare’: Jetstar makes sudden U-turn 4.5 hours into flight to Bali