【ACT29日】 連邦政府のアルバニージ首相は28日、新型コロナの感染者が急増している中国からの渡航者について、状況を注視し、諸外国の動向や専門家からの助言に基づいて水際対策の導入を判断する方針を示した。米国は28日、中国からの観光客に入国時検査を義務付ける方針を明らかにしている。
中国政府当局は、毎日の感染者数と死亡者数の記録を停止しており、実情は把握しにくい状況となっているが、1月8日以降に中国から海外への渡航規制が緩和される予定となっている。これをふまえ、各国が対策を講じており、イタリア、日本、マレーシア、台湾、インドなどが水際対策の強化を表明した。
連邦政府のバトラー保健相の広報担当者は、状況が日々変化していく中、水際対策についてはまだ決定を下していないとした上で、「オーストラリア政府としては、世界の動向を引き続き注視していく」と述べた。
ソース:news.com.au-Travellers to Australia from China may face Covid restrictions amid surging cases